猫型サラリーマンとは

猫型戦略感とは何か?猫型サラリーマンのススメ②

どう行動したら自己の評価を上げられるか!
それを常に冷静に考え続けることが「猫型戦略感」なのだ!

 

猫型サラリーマンが自由気ままにしなやかに、しかし逞しく生き抜いて行くためには、明確な「戦略観」を有し、咄嗟に起きた出来事に対し瞬時に正しく判断を下し対応し続けて行かなくてはならない。その為には「こういう時は必ずこうする」というような、自分の為だけの基本を決めておくことが必要だ。その俯瞰的視点こそが猫型戦略感である😸

サラリーマンは大変なのだ!

サラリーマンは大変だ。

スポーツ選手や芸能人、作家や歌手、職人や料理人など、自分の個性や適性、能力を生かしている人たちと違い、嫌いな仕事をしている人も多いからである。

サラリーマンは「好き」を仕事としているわけではない。

何と言っても収入の確保が最重要なのだ。

資本主義社会の中で、自分と家族が生活するためのお金を必死に稼いでいるのである。

勿論サラリーマンの中にも、自分の個性や才能を十分に生かして楽しく仕事をしている人もいるのだろうとは思う。

しかし、全く自分に合わない仕事を、ただただ給料を得るために我慢に我慢を重ね日々頑張っている人が圧倒的に多いのではないか。

もう一つの苦しめられる問題は社内の人間関係だ。

立派で素晴らしい上司、先輩も多いが、クソみたいなバカ上司だって山ほどいるのだ。

会社じゃなかったら、上司じゃなかったら、お前なんかと絶対口なんてきくかぁ!と思うようなヤツとも何年も、最悪の場合何十年も何とか付き合って行かなくてはならないのである。

本当に地獄である。

自営業、自由業の方々との最も大きな相違点はここにだと思う。

そんな厳しい環境の中で、サラリーマンが生き抜いて行くためには、自分の中に自分の為だけの「判断基準」が必要だと感じる。

咄嗟に起きたことに冷静に対処し、ピンチを切り抜けチャンスに換えて行かなくてはならないからだ。

当ブログでは、猫型サラリーマンが強く逞しく生き抜き、金を稼ぐという目的を如何に効率的に達成するかを、ダイナミックに、そして超実践的に、そして時にかなり乱暴かつ大胆不敵に解説するものであります。

 

猫型戦略観とは何か!

あるアンケートによれば、新入社員の3割は「勤務外の付き合いはイヤ」って言っているようだ。

また、6割弱の人は「仕事も待遇も人並みで十分」と思っているそうだ。

それは当然そうだろう。

仕事よりプライベートを大切にしたい気持ちはよく分かるし実際私だって就職する時はそう思っていたのだ。

しかし質問の仕方を変えてみよう。

「もし勤務外の付き合いをしないと、同期のライバルと比べ、あなたの収入が大きく下がるかも知れませんが、それでもいい?」

5%くらいならいいだろう。

いや、最大10%までは我慢しようか。

しかし同じ時間仕事して、同期のライバルより給料が少ないのはかなりムカつくものである。

それに50%とか100%となれば我慢よりも危機感さえ覚えるものだ。

勿論勤務外の付き合いをしなかったからといって、一概に評価が下がるとは言えない。

しかし上司に悪い印象を与えるのはリスクだし、ポストに就けるかどうかで生涯年収が激しく大きく変わるのもまた事実なのである。

それに、そもそも稼ぐために就職したのに、お金なんてどうでもいいなんて言う人がいるはずがないのだ。

ならば、極力効率的に高収入を目指す!というのが正しい選択ではなかろうかと思う。

つまり、勤務外の付き合いなどは最小限にして、自由気ままに、しかしそれでも上司から高評価を得るにはどうしたらいいかを考えながら行動すればいいのだ。

サラリーマンが収入を増やすには、自己の評価を上げる他はない。

そして評価するのは主として直属の上司であることは常に意識する必要がある。

ところが、人間は感情の動物だし、人が判断の基準としているのは主として経験則である。

時にはカッと頭に血が昇ることだってあるし、咄嗟に正しい判断をするというのはとても難しいものだ。

しかしその判断の根底に、「この場合どのようにしたら自己の評価を上げられるか」という視点が常に冷静に俯瞰的に存在することが必須である。

この視点こそが猫型サラリーマンが持つべき究極の「猫型戦略観」と言えるのだ。

自分だけの「基本」を作れ!

何かコトが起きた時に、咄嗟に判断すると見誤ることも多いものだ。

それは感情で判断するからだ。

急なトラブルなどが発生した場合、逃げ出したい気持ちが湧き起こることがよくある。

だってともかくイヤなのだから仕方がない。

取引先やお客様が怒りまくる最中に自ら飛び込んで行って罵倒されまくり、ペコペコ頭を下げても許してもらえずに、「えぇ?!どうしてくれるんだぁ!」などと凄まれるイメージなどが浮かび、もうイヤでイヤで逃げたくて仕方なくなるのである。

しかし、「トラブルこそ評価を上げる最大のチャンス」という自分の中の「基本」を作っておけば少し話は違って来るのではないか。

そうなのだ。

実はトラブルの後始末こそ、上司にあなたの存在を強く印象付ける絶好のチャンスなのである。

感情に負けず、戦略観を有して戦えば、見えて来る世界は自ずと違って来るものだ。

それこそが自分の基本を作る最大の効果なのである!

 

まとめ:効果的に逞しく生き抜く為の「基本的な視点」!それが猫型戦略感!

人より評価を上げる為にはそれなりの努力が必要である。

しかしどれだけ一生懸命やってもポイントが外れていれば全く成果は出ない。

これはスポーツでも同じである。

アスリートは今や誰もが、科学的なトレーニングにより必要な筋肉を鍛え、何度も何度も反復練習を行い、戦術を組立てシュミレーションを重ね実践を迎えるのだ。

習得すべきスキルを、論理的にも感覚的にも理解して初めて自分のものに出来るのだと言えよう。

しかし、サラリーマンの危機管理や日々の行動は、どちらかと言えば感覚的であり、経験的なものである。

この場合は必ずこうする!という「基本」は持っていない人も多いのではないかと感じる。

例えば、前述した「上司との酒の付き合い」というテーマで考えた場合、「付き合わない」というのは完全に間違いだし、「全部付き合う」というのも実にバカげている。

自分を評価するのが上司である以上、悪い印象を与えることは避ける必要があるが、言うなりに付き合ったところで別にたいした効果は取れないのである。

ならば「最小限の付き合いで最大限の効果を取る」にはどのような「基本」を作るのがいいか、そしてそれはどういう理屈で成り立っているか、このような小さな「基本」を一つ一つ積み重ねることが、勝利の方程式となるのだ。

ちなみに上司との酒の付き合いの基本は、「誘われても断り続け、しかしたまにはこちらから誘う」というなのことである。

これは出席率20%程度であっても、しっかりと上司に好印象を与えられる具体策なのだ。

このような具体的スキルを「猫メソッド」、常に意識する心の構えを「猫メンタル」として、今後各章で一つ一つ詳細をお示しして行きたい。

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