本当に困った時誰に相談できますか?
「相談力」はサラリーマンに必須なのだ!
猫型サラリーマンは平常心で自分らしく淡々と仕事をする。それでも困った時やトラブルの際には周囲の力を借りなければ解決できないことが多い。なので普段から相談する力=相談力を高める意識を持つことが大切である。実はこの「相談力」こそがサラリーマンの最も大切な能力の一つなのです!
猫は相談上手?!
猫はお腹が空いたりトイレに行きたい時は鳴いて意思表示をする。
すると飼い主はそそくさとご飯を用意したりトイレの後始末の準備をしたりするのである。
飼い主のこの行動は日ごろからの信頼関係に基づいている。
サラリーマンにおいても、困った時や自分が望んだ時にしっかりサポートを得ることが出来るのは、普段の関係性が大切であることは言うまでもない。
猫型サラリーマンは淡々と平常心で仕事をする。
ベタベタした関係は好まないし、自分のやりたい通りに行動することを旨とする。
しかし当然トラブルに巻き込まれることは起きる。
その際には周囲からのサポートがしっかり得られるよう、日頃から関係性を十分に意識しておくべきなのである。
相談する相手がいないとホントに困るのだ!
仕事してると悩むことが多い。
調子の良い時は一人でも何でもできるような気にもなるものだが、調子が悪い時は自分一人ではどうにもならない感じで本当に切羽詰まる。
そんな時はもう本当に世界で一人ぼっちみたいな孤独感を感じながら、ただただ困り果てるだけなのである
こういう状態になったら誰かに相談するしか他に方法はない。
自分では思いもつかなかったような、明快な解決策を教えてもらえることだってあるのだ。
最もいけないのは、事案を人に隠しオープンにせず自分だけで何とか解決しようと一人っきりであがき続けることなのである。
どんなにヤバい話でもしっかり相談できる相手さえいれば、何とか道筋は見つかるものなのだ。
それに信頼している人に相談した瞬間に、心理的ストレスは劇的に減少するのである。
トラブル案件の共有はそれほど大切なことなのだ。
一人で抱え込むことの何と辛く苦しいことか・・・。
でも最近は、相談するのが下手な人が増えたと言われている。
ネット社会のせいだろうか。
職種にもよるかもしれないが、突発的にいろんなことが起きるサラリーマン生活なのだから、自分の見識や経験だけで解決できることは限られている。
だから信頼できる優秀な先輩や同僚の存在は最も大切と言えるだろう。
私が人に相談して救われたことなんて本当に数えきれないほどあるのだ。
確かに最近はネットで相談というのもあるみたいだが
まぁしかし確かに最近は、「ネットで相談」ていうのが昔と違って一般化してきたようだ。
一番有名なのは「知恵袋」であろうか。
実はこれは結構すごい有効な手段だ。
日本中の様々なトラブルや問題案件が集中していて、それに対する解決策がたくさんコメントされているのだから、以前では考えられない素晴らしい仕組みではある。
そしてその質疑の中には仕事のお悩み相談も確かに存在する。
しかし固有名詞のある仕事の問題はネットじゃ無理である。
例えばお客様とのトラブルなどを詳しく書くわけにもいかないではないか!
結局社内の人に相談するしかないのだ!
そうなのだ。
仕事上の相談は個別の案件が多く、社外の人に相談するのは相当無理がある。
だから上司、先輩、同僚など個別の情報を与えることが出来る社内の人に相談するしかないのだ。
この頃、ビジネス本などの論調を見ていると、「社内の飲み会なんて必要ない」とか、「上司とプライベートの付き合いをするのは非効率」なんていう意見も結構目にすることがあるがそれでいいのだろうか?
普段はろくに口もきかないような関係であったら、重要な案件を相談できるだろうか。
仕事の関係だけで細くつながっているだけなら、通り一遍の回答しか得られるはずがない。
相談した時に親身になって考えアドバイスしてくれたり、自分が間に入って調整してくれたりしてもらうには、結局強固な信頼関係がなければ無理なのである。
相談するにはリスクもある。
質の悪い人に相談しようものなら、周囲に暴露されたりいい加減なことをアドバイスされ却って混乱したりすることだってある。
しっかり相手を見極める必要があるのだ。
そのためには日頃のコミュニケーションの中から、相手の本質を見つめておくことも重要だ。
かく言う私も、困り果てていた時に何度命を救われたかわからない。
上司、先輩のアドバイスで何とか生き延びて来たようなものなのだ。
まとめ:自分の相談力のパワーを意識せよ!
常に順風満帆な時ばかりのはずがない。
どちらかと言えば逆風のことの方が多いのだ。
そんな中で何とか切り抜けていくためには自己の「相談力」を意識する必要がある。
相談に乗ってくれる人、窮地に自分を助けてくれる人がどれくらいいるかが「相談力」のパワーの差になり、結局そこでサラリーマン人生の勝敗が決するのを忘れてはならない。
だから周囲との信頼関係を作っていくことを自らがしっかり意識することが肝心だ。
その観点から言えば、「時間外の社内の付き合いなんて不要」なんていうのは論外なのではないかと思う。
え?どうなんだ!誰が言ってんだ!責任者出てこ~い!!と言いたい気分なのだ。
結局は「人間だもの」ではないのか?!
勿論酒を飲めということではない。
信頼関係を作ることをしっかり意識し、個人的つきあいも含めて会社生活を送らないと、結局は自分が損をする、ということを言いたいのである。
自分自身が「相談力」を意識して周囲との関係構築を行っているかどうかだけで全然違って来るものなのだ。
猫も人間も一人では生きられない。
猫だって時折集会を開き情報交換をしていると言われている。
賢く強い猫型サラリーマンも飄々と生きつつ、したたかに円満な人間関係を作るべきなのだ。
まぁしかし、そのうちAIが上司なんていう時代が来るのかも知れない。
そんな遠くない時期に。
そうなったらさすがにこんなこと言ってらんないのかなぁ・・・。
相手は「人間だもの」じゃないんだからなぁ・・・。