猫メソッド

チャンスはピンチ!調子が良い時ほど慎重に!猫メソッド⑧猫型サラリーマンのススメ⑯

チャンスはピンチ!調子が良い時ほど落とし穴が!

 

猫は常に平常心で今日を生きている。しかしサラリーマンには日々様々な変化が訪れる。順風の時もあれば逆風と時もあるのだ。そして特に注意が必要なのは順風の時である。意識していなくても知らず知らずのうちの調子に乗ってしまうものなのだ。しかしそれは恐ろしいことなのである。サラリーマンのチャンスはピンチなんですよ~。

 

チャンスの時、順風満帆の時に一番警戒が必要!

長いサラリーマン生活の中には絶好調のこともあれば絶不調のこともある。

誰しもずっと上手くいくこともないし、ずっと悪いことが続くわけでもない。

しかし、一度の成功が継続的な評価につながることはまずないが、一度の失敗で地獄に堕ち二度と這い上がれないことはある。

ピンチとチャンスは裏表と言うが、どちらかと言えばチャンスの時、順風満帆と感じる時の方がずっと恐ろしいと考えておくべきだろう。

そうなのだ。

誰しも上手く行っている時は知らず知らずのうちに調子に乗ってしまうものなのである。

 

何故調子に乗ってしまうのか?!

調子に乗る原因の一つは「思い込み」である。

この好調な状態がずっと続くと思い込み勘違いしてしまうのである。

慢心ってやつですね。

サラリーマンが出て来るドラマなどでもよくあるが、結構リアルによく見るのが「ボスの左遷問題」だ。

Aさんが上司のBさんに可愛がられていたとする。

ものすごく評価され、めっちゃ仲も良く強い信頼関係で結ばれているのだ。

Bさんは出世頭で将来の社長とも言われている人物である。

Bさんにさえくっついておけば大丈夫と、Aさんは楽観視してBさんを頼りにしていた。

Aさんの出世もポストも順調。

いずれは俺も役員か、と思っていたら・・・。

ある日突然Bさんが子会社に出向になる。

ええええええ?!

そこからは地獄である。

AさんはBさんの子飼いと思われており、周囲は手のひらを返したように冷たくなるのだった・・・。

実は、こんなことはホントによくある話だ。

しかしAさんにこの事態を回避する道はなかったのだろうか?

 

一体どうしたら回避できたのか?!

このケースではAさんにも問題があったと言える。

そんなつもりはなくても、どうしても調子に乗った態度になってしまっていたのだ。

AさんがBさんのこのような人事異動を、ある程度想定していたとした話は別だったろう。

Aさんは上昇気流に乗っていると思った時ほど、謙虚に丁寧に周囲に接するべきだったのだ。

Bさんにだけベタベタくっつくのは避け、他の人ともなるべく等距離に接していたらこんな事態にはならなかったのである。

あらゆる可能性を想定し心の準備をしておくことが、サラリーマンには必要なのだ。

 

仕事に浮き沈みはつきもの!

仕事には必ず良い時と悪い時がある。

良い流れの時期と悪い流れの時期が明確にあるのだ。

良い時は何をやっても上手く行くし、大した努力もしていないのに幸運が向こうからやって来てバンバン成績が挙がったりするのだ。

一方悪い時はどんなに努力しても、挽回しようと焦って頑張れば頑張るほどドツボにハマり抜け出せなかったりする。

ここで考えなくてはならないのは、良い時は一人でどんどん進めることができるが、悪い時は人に助けてもらわないと事態を解決できないことが多いということである。

だから良い時こそ謙虚に周囲に接し、背後に迫るピンチに備える必要があるのだ。

誰にでも、どんな人にでも好不調はある。

良い時も悪い時も続きはしないのだ。

だから猫型サラリーマンは、どんな時も常に平常心で自然体で行くべきなのである。

 

世界はまさかで出来ています!

会社のことだけではなく社会に目を向けても全く同じだ。

昨日まで絶好調と思われていた企業が、政治家が、芸能人が、今日のトラブル一発で真っ逆さまに転落し、あれよあれよと言う間に奈落の底に落ちていくなんて、毎週起こっていることと言っても過言ではないのです!

まさかあの人が?!

まさかあの会社が?!

まさかまさかまさか・・・の連続なのである。

世界はまさかで出来ているのです。

だから、調子が良い時、絶好調の時ほど、突発的なリスクを考え、それに対処する方法を模索し対策しておく人が強いサラリーマンということである。

 

まとめ:ピンチはチャンスでチャンスはピンチです!

調子が悪い時、ピンチの時は逆である。

ピンチこそ評価を上げるチャンス!と考えることが出来る人が勝ち残る人である。

そしてそれは本当にそうなのだ。

世の中は明るく暗く、単純で複雑で常にサプライズに満ちている。

希望に満ち溢れているが一寸先は闇だ。

しかしそれをシンプルに考えることが出来ればいいのだろうと思う。

そうなのだ。

ピンチはチャンスでチャンスはピンチなんです。

常に逆を想定しておくだけで良いのだろうと思います。

猫型サラリーマンはどんな時も慢心することなく、常に平常心で自分らしく生きて行きましょう!

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